芥川賞最新情報

第154回芥川賞は滝口悠生さんと本谷有希子さんに決定!

(平成27年下半期)

  • 滝口悠生写真

    滝口悠生さん
  • 本谷有希子写真

    本谷有希子さん

第154回芥川龍之介賞の選考委員会が平成28年1月19日(火)午後5時より築地・新喜楽で開催され、下記候補作品の中から滝口悠生さん死んでいない者本谷有希子さん異類婚姻譚(いるいこんいんたん)が授賞作に決まりました。

公益財団法人 日本文学振興会

石田 千

(いしだ せん)

家へ群像7月号
上田岳弘

(うえだ たかひろ)

異郷の友人新潮12月号
加藤秀行

(かとう ひでゆき)

シェア文學界10月号
滝口悠生

(たきぐち ゆうしょう)

死んでいない者文學界12月号
松波太郎

(まつなみ たろう)

ホモサピエンスの瞬間文學界10月号
本谷有希子

(もとや ゆきこ)

異類婚姻譚(いるいこんいんたん)群像11月号

(作者名50音順)

候補者紹介(以下の年号表記は西暦を使用)

石田 千

福島県生まれ、東京育ち。國學院大學文学部文学科卒業。株式会社嵐山オフィス勤務を経て独立。2001年「大踏切書店のこと」で第1回古本小説大賞を受賞。

〈作品〉「大踏切書店のこと」2001年彷書月刊11月号。「あめりかむら」11年新潮2月号=第145回芥川賞候補、単行本は11年新潮社刊(「大踏切書店のこと」他併録)。「きなりの雲」11年群像10月号=第146回芥川賞候補、単行本は12年講談社刊、他。

上田岳弘

1979年2月26日兵庫県明石市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、法人向けソリューションメーカーの立ち上げに参画し、現在同社で役員を務める。2013年「太陽」で第45回新潮新人賞を受賞してデビュー。15年「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞受賞。

〈作品〉「太陽」2013年新潮11月号=第27回三島由紀夫賞候補。「惑星」14年新潮8月号=第152回芥川龍之介賞候補。『太陽・惑星』14年新潮社刊。「私の恋人」15年新潮4月号、単行本は15年新潮社刊。

加藤秀行

1983年鳥取県生まれ。東京大学経済学部卒業後、戦略コンサルティングファームに勤務。2015年「サバイブ」で第120回文學界新人賞を受賞。

〈作品〉「サバイブ」2015年文學界6月号。

滝口悠生

1982年10月18日東京都生まれ。埼玉県育ち。2011年「楽器」で第43回新潮新人賞を受賞してデビュー。15年『愛と人生』で第37回野間文芸新人賞受賞。

〈作品〉『寝相』2014年新潮社刊=第36回野間文芸新人賞候補。『愛と人生』15年講談社刊=第28回三島由紀夫賞候補。「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」15年新潮5月号=第153回芥川賞候補、単行本は15年新潮社刊。

松波太郎

1982年6月28日埼玉県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修了。2008年「廃車」で第107回文學界新人賞受賞。14年『LIFE』で第36回野間文芸新人賞受賞。

〈作品〉「廃車」2008年文學界12月号。「よもぎ学園高等学校蹴球部」09年文學界5月号=第141回芥川賞候補、単行本は09年文藝春秋刊(「廃車」併録)。「アーノルド」09年群像5月号(『文学2010』10年講談社刊に収録)。「LIFE」13年群像7月号=第150回芥川賞候補、単行本は14年講談社刊。

本谷有希子

1979年石川県生まれ。2000年より「劇団、本谷有希子」を主宰。作・演出を手掛ける。07年『遭難、』で第10回鶴屋南北戯曲賞を受賞。09年『幸せ最高ありがとうマジで!』で第53回岸田國士戯曲賞を受賞。11年小説『ぬるい毒』で第33回野間文芸新人賞、13年『嵐のピクニック』で第7回大江健三郎賞、14年『自分を好きになる方法』で第27回三島由紀夫賞を受賞。 

〈作品〉『江利子と絶対 本谷有希子文学大全集』2003年講談社刊。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」04年群像12月号=第18回三島由紀夫賞候補、単行本は05年講談社刊。『ぜつぼう』06年講談社刊。「生きてるだけで、愛。」06年新潮6月号=第135回芥川賞候補、第20回三島由紀夫賞候補、単行本は06年新潮社刊。戯曲『遭難、』07年講談社刊=第21回三島由紀夫賞候補。『乱暴と待機』08年メディアファクトリー刊。『グ、ア、ム』、戯曲『偏路』共に08年新潮社刊。戯曲『幸せ最高ありがとうマジで!』09年講談社刊。「あの子の考えることは変」09年群像6月号=第141回芥川賞候補、単行本は09年講談社刊。戯曲『来来来来来』10年白水社刊。「ぬるい毒」11年新潮3月号=第24回三島由紀夫賞候補、第145回芥川龍之介賞候補、単行本は11年新潮社刊。「嵐のピクニック」12年群像3月号、単行本は12年講談社刊。「自分を好きになる方法」13年群像5月号、単行本は13年講談社刊。